1月24日-26日に根室市で開催された「ねむろバードランドフェスティバル2025」に、シマフクロウ基金も出展しました。

ねむろバードランドフェスティバルは、バードウオッチング観光を推し進める根室市と根室市観光協会の主催で毎年1月下旬に開催されています。
様々なガイド付きツアーの他に、講演会や子供たちのイラストコンテストなどもあり、単に野鳥を見るだけでなく、学ぶ機会もあるイベントとなっています。
イベント初日に行われた講演会のテーマは「シマフクロウ」!!
根室市在住で当基金の副理事でもある山本氏が登壇し、「シマフクロウの今昔」を話される予定だったのですが、残念ながら諸事情により登壇できず…(涙)。代役登場は同じく当基金会員でもある根室市学芸員、外山氏。シマフクロウを含むフクロウ類全般のお話で、会場は満席でした!

ブースでは、スペースの一角に当基金の募金箱を用意して、活動支援を呼びかけました。一定額以上の募金をしてくださった方には、オリジナルロゴステッカーを進呈させていただきました。3日間で3,700円の募金と1,000円の寄付金を頂きました。

パネルコーナーでは、当基金の活動紹介と環境省による保護増殖事業について紹介するポスターや羽根を掲示しました。25日はパネルコーナーで解説も行いました。講演会のテーマがシマフクロウだったこともあり、多くの方に見ていただけました。


根室はバードウオッチングの名所として、毎年国内国外を問わずに多くの方がバードウオッチングに訪れる地域です。
もちろん、このイベントの企画内容にシマフクロウを見たり、見せることを目的としたものは一つもありません。山本氏の尽力により根室市はシマフクロウの保護増殖事業に長年協力し、そっと見守る活動を続けています。
シマフクロウの知名度が高い地域であることからも、ただシマフクロウを知ってもらうのではなく、シマフクロウの現状を正しく理解してもらい、観察や撮影に関するルールの周知などにも努めたいと、改めて強く認識した機会となりました。
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