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危機的な状況を憂慮した専門家と環境省により

保護活動が始まり、今も続いています。

<保護活動>

シマフクロウの絶滅を食い止めるため、1980年代はじめに有志による保護活動が始まり、1984年から国による保護増殖事業がスタートしました。

・営巣場所となる樹洞不足を補うための巣箱設置

・餌となる魚が少ない地域や餌が乏しい時期の給餌

・ヒナに足環を付けて生態を調べる標識調査

・交通事故や感電事故、溺死事故などを防ぐための対策

・生息地の見回り

・分断されている地域と地域の間を繋げるための生息地環境整備

巣箱設置の様子(環境省保護増殖事業)
巣箱設置​の様子
(環境省シマフクロウ保護増殖事業)
国が管理していいる給餌場のひとつ(環境省保護増殖事業)
国管理給餌場のひとつ
(環境省シマフクウ保護増殖事業)
足環(環境省シマフクロウ保護増殖事業)
幼鳥への標識設置
(環境省シマフクロウ保護増殖事業)

約40年にもわたる保護活動とシマフクロウの生命力が実り、少しづつ、分布域が広がり個体数は増加しています。

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