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シマフクロウは現在、絶滅を回避しつつあります。
しかし、シマフクロウを取り巻く問題は、山積しています。
<主な問題>
・生息数は少し増えてきたが、分布は道東に偏っている
・各地の生息地の問題に対応できる人が少ない
・国の保護予算が潤沢ではない
・人の接近による悪影響の懸念(一部のカメラマン、バードウオッチャー、観光ガイド、観光客、etc…)
・新たな環境問題の発生(再生エネルギー開発とのバッティング)
これらの問題に対処するために、
我々現場の専門家、保護活動者は考えました。
・シマフクロウの現状を正しく伝えたい
・地道に保護活動に取り組む人たちの姿を知ってもらい、その魅力を伝えたい
・シマフクロウがより自然の状態で静かに暮らせるように、環境を整えたい
・一部のシマフクロウだけでなく、できる限り多くのシマフクロウを守りたい
・これからの保護活動を担う若手、仲間、理解者を増やしたい
・永続的な保護活動を支える、組織体制と財政基盤を確立したい
これらがシマフクロウ基金の活動の基礎となっています。
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