top of page

​シマフクロウ

​生態・生息環境

 和名:シマフクロウ

 学名:Ketupa (Bubo) blakistoni blakistoni

 英名:Blakiston's Fish Owl

 目名・科名:フクロウ目フクロウ科

 環境省レッドリスト:絶滅危惧ⅠA類(CR)

【分布】

  北海道、国後島、ロシアサハリン島に分布

(別亜種はロシア極東地域に生息)

  北海道での生息数は100つがい200羽(2022年)

【形態】

  全長約70㎝(66~69㎝)

  翼開長約180㎝

  体重オス約3200g メス約4100g

【生息環境】

  河川や湖沼地帯、海岸沿いの針葉樹と広葉樹が混ざった森林

【食性】

  主食は魚だが、生息環境の違いによって多様な餌動物を利用する。カエルなどの両生類、海岸近くの生息地ではカレイなどの海魚を、湖沼ではカモなども捕食する。

【繁殖】

  直径1mに達する巨木にできた樹洞を巣として利用し、1~2羽の雛を育てる。ただし野生下では数年に一度しか繁殖に成功しないことが多く、一回の繁殖、一羽の雛が非常に大切。

FF919DB7-491F-41CC-8BCF-BF4DFC3007BE.jpeg

多様な生息環境

融雪機の雄大な河川
湿地
湿地河川
渓流
海
bottom of page